モジュールに関連する Planual のルール
2.01-01 命名規則
名前はできるだけ短くしてください。 英数字を使用すると、名前が長くてもモジュールが区別しやすくなります。 DISCO に合わせてモジュールにプレフィックスを付ける必要はありません。機能領域に合わせた名前にすることをおすすめします。
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2.01-01a ユーザーに表示されるモジュールのスペースの節約 | ダッシュボードのスペースを節約するために、必要に応じてユーザーに表示されるモジュールの名前をよりわかりやすい名前に変更できます。ただし、一般的なデザイン原則に従って、ダッシュボードにあまりにも多くの要素を詰め込まないよう注意してください。 |
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2.01-02 機能領域
モジュールをカテゴリー分けする際には機能領域を使用してください。
2.01-03 空のモジュールを区切りとして追加する
これらを使用してモジュール リストにセクションと順序を指定しますが、絵文字は使用しないでください。 これらのモジュールはライン アイテムのない通常のモジュールです。
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2.01-04 モジュール デザインには DISCO 手法を使用する
機能領域内では「類似」モジュールを一つのグループにまとめてください。 モジュールのタイプに合わせてデザインし、適切な構造を使用してください。
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2.01-05 DISCO を機能領域として使用しない
DISCO 規則はモジュールのタイプを分類するように設計されています。機能領域内では複数のタイプのモジュールを設定できます。
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2.01-06 補助ビューの使用を避ける
補助ビューは操作や監査が困難です。 特に計算モジュールでは補助ビューの使用を最小限に抑えるようにしてください。代わりに、類似ディメンションを持つ計算モジュールのグループを作成しましょう。
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2.01-06a 分析またはフィルタリングのためにダッシュボードに表示 | 場合によっては、エンド ユーザー エクスペリエンスを向上させるために、ページに属性を表示する必要があります。 |
2.01-06b 比率式 | 比率の数値は同じモジュール内にある必要があり、完全なディメンションを必要とする可能性は高くありません。 |
2.01-06c ページの同期 | モジュールから同期する必要があるページがある場合には、特定のライン アイテムが必要になることがあります。 |
2.01-06d 並べ替えに必要なライン アイテム | 場合によっては、並べ替えを容易にするために、ライン アイテムに完全なモジュール ディメンションが必要ないことがあります。 |
2.01-06e レポート又はモジュールのエクスポート | レポートでフィルタリングを使用するか、エクスポート (モデル間) の属性を指定するには、非ディメンション属性のライン アイテムが必要になる場合があります。計算を最小限に抑えるために、これらが補助ビューとして設定されていることを確認してください。 |
2.01-07 時間設定モジュール
時間のみに関連するすべての関数とフィルターを別々のモジュールに作成してください。 再計算は、モデルを開いたときと時間設定が変更されたときにのみ行われるようになります。
時間の粒度 (週、月、四半期、年など) ごとに別のモジュールを使用することをおすすめします。
2.01-08 主要階層ごとにシステム モジュールが必要
階層 (すべてのレベル) に関するすべての永続データと属性をサポートするシステム モジュールを作成します。 少なくとも、コードと親をライン アイテムとして用意してください。
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2.01-08a SYS モジュールは不要 | ダッシュボード上のフィルター又はセレクター モジュールとして式で参照されていない場合、階層は不要です。 |
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2.01-09 ルックアップ又は定数モジュールを使用する
時間とその他の「SELECT」値の仮定を保持する、ディメンションのないモジュールを作成してください。 これらは、モデル全体で使用されるグローバルな仮定と一般的な設定に役立ちます。 アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) セットアップ内でも役立ちます。
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2.01-10 計算モジュール
集計オプションはオフ (これがデフォルト) にしておく 階層のすべてのレベルが必要ない場合は、下流の集計には SUM を使用することをおすすめします。
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2.01-10a すべての集計レベルが必要 | すべての集計レベルが必要な場合は、SUM 式を使用するよりもネイティブ集計を使用した方が高速になります。 |
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2.01-11 ディメンションの順序の一貫性を保つ
ディメンションの順序はモジュール間で統一してください。共通のディメンションが [Applies To] と同じ順序であれば計算が高速になります。 リストのサイズは順序ほど重要ではありません。
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2.01-12 類似ディメンションがある式をグループ化する
同じディメンションを使用してライン アイテムのセットを格納する計算モジュールを作成してください。補助ビューの使用は避けてください。
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2.01-13 トランザクション データは属性/プロパティ データから分離する
非時間ベースのデータは静的属性とは別のモジュールに保持してください。
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2.01-14 選択レベルとフィルターは併用しない
同じ階層でフィルターと選択レベルを併用しないでください。フィルターが二重になり、両方が適用されるため効率が落ちます。いずれか一つを使用してください。システム モジュールのブール値ライン アイテムに集計オプションとして「なし」を設定すると、同じ結果が得られます。
2.01-15 モジュールごとにフィルターを分ける
フィルターが複数ある場合には、それぞれを別のシステム モジュールに保持するようにしてください。 その後、各フィルターはさまざまなモジュールで再利用できます。[Reference By] 列にはビューのフィルターが一覧表示されないため、このフィルターが誤って削除されないようにするために、どこでどのように使用されるかをメモ (Notes) で説明してくださ。
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2.01-16 データ タグを使用する
何か理由がある場合を除き、データ タグを使用して DISCO カテゴリーを明示します。
2.01-17 DCA アクセス ドライバー モジュール
関連する組み合わせを再利用するには、アクセス ドライバーごとにモジュールを作成します。 こうすることで、モデル全体のメンテナンスと有効化に役立つだけでなく、ロジックの繰り返しを削減できます。必要に応じて、設定ごとに異なるライン アイテムを使用してください。
2.01-18 大規模なモジュールのコピーは避ける
大規模なモジュール、特にフィルターや多くのビューを含むモジュールのコピーには時間がかかり、コピー中にモデルを使用できなくなる可能性があります。 モジュールが大きい場合は、モジュールを再作成した方が早い可能性があります。
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2.01-19 時間とバージョンのリストはディメンションの順番の最初に配置する
ネイティブ タイムスケールかネイティブ バージョンの代わりにリストを使用している場合は、必ずリストをディメンションの順番の最初の二つのリストとして配置してください。 これによってネイティブの時間とバージョンの設定が反映され、ネイティブの時間/バージョンとスタンダード リストの間でマッピングする際のパフォーマンスが向上します。
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2.01-20 モジュールに合ったディメンションを使用する
モジュールを作成する際には、計算の範囲を考慮して必要なディメンションのみを含めてください。 式で目的の値が返されない場合、またはエラーが発生した場合には、正しいデータが表示されるまでディメンションを追加し続けないでください。計算自体を見直すことをおすすめします。 他のモジュールを確認してください。関連するディメンションがある計算モジュールがすでに存在する可能性があるため、既存のモジュールに計算を追加してください。