Python スクリプトを使用してモジュール、リスト アイテム、リストの名前を Anaplan モデルから抽出する方法を紹介します。スクリプトでは、Anaplan のトランザクション API エンドポイントを使用し、識別子に基づいてモデル オブジェクト名を抽出します。スクリプトでは、_identifier形式に基づいてモデル オブジェクトの検索が最小限に抑えられます。

例: 123456789012_

対象者:ワークスペース管理者権限を持つ Anaplan モデル ビルダー

執筆者共同執筆者
willians.sRyanD


始める前に、以下を実行してください。

  1. こちらの Python スクリプトモデルのモジュール、ライン アイテム、リストの名前と識別子 V3.py を抽出する Anaplan トランザクション API エンドポイントをベースにした Python スクリプトをダウンロードします。
  2. Python 環境に次のモジュールがインストールされていることを確認します。 
    • requests
    • json
    • os
    • base64 import b64encode
    • OpenSSL import crypto
    • requests.auth import HTTPBasicAuth
    • csv
    • sys
      Python のインストールについて詳しくはこちら を参照してください。

基本認証とデジタル証明書ベースの認証のどちらを使用しているかによって手順は異なります。

基本認証を使用している場合は以下を実行します。

  1. スクリプトで以下の変数の値を設定し、各変数を一重引用符で囲みます。
    • UserName = 'username@domain.com'
    • PassWord = 'password'
  2. Anaplan でモデルを開き、次のいずれかの方法でモデル ID をコピーします。
    • 最後の / の後にある文字列をアドレス バーの URL からコピーします。
    • ヘルプ メニューから [About] を選択し、[Model ID] の後の文字列をコピーします。

モデル ID の一般的な形式は「ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ123456」です。

  1. 一重引用符で囲まれたモデル ID の値をスクリプトの次の位置に貼り付けます。
    modelGUID='To Be Defined'
  2. Python スクリプトを実行します。[Results] を確認します。

デジタル証明書ベースの認証を使用している場合は以下の手順を実行します。

  1. Python スクリプトと同じディレクトリに Privacy Enhanced Mail (PEM) の公開ファイルと非公開ファイルをコピーします。
  2. スクリプトで「# Begin of Username-Password-based authentication code」に移動し、セクションの各行の先頭に「#」を入力して各行をコメントアウトします。
  3. スクリプトで「# Begin of Username-Password-based authentication code」に移動し、「# Begin of Username-Password-based authentication code」から 「# End of CA-Certificate-based authentication code」手前までの各行の「#」を削除します。
  4. 二重引用符の間にある次の変数を設定します。
    • anaplan_public_certificate="Public_Digital_Certificate_File.pem"
    • anaplan_private_certificate="Private_Digital_Certificate_File.pem"
  5. Python スクリプトを実行します。

PEM 形式の詳細については、こちら を参照してください。

スクリプトを実行すると、<モデル ID>.csv という形式のファイルが生成されます。

このファイルには次の情報が含まれています。

  • モジュール名とその識別子
  • ライン アイテム名とその識別子
  • リスト名とその識別子

HyperCare プレミアム サポート プログラム又はこのプロセスについてご質問がある場合は、HyperCare プレミアム サポート チーム (hypercare.support@anaplan.com) までメールでお問い合わせください。

HyperCare の詳細については、こちらを参照してください。